漫画制作依頼の事例紹介-見てもらえるポスターの事例-
漫画制作依頼の事例紹介-見てもらえるポスターの事例-
こんにちは。マンガ屋工房です。
今回は、漫画を使った注意喚起のポスターの制作事例をご紹介いたします。
T社様の事例
主に大学内で掲示するためのポスターを制作されました。
スローガンやイラストのみのポスターは多く目にしますが、そこに書かれている内容の多くは文字ベースのため、たくさんの情報を伝えたり読み込んでもらうには不向きと言えます。
その点漫画を用いたポスターであれば、異なるシチュエーションでの注意喚起の内容も分かりやすく伝達することが可能になります。
大学に限らず、公共交通機関や病院など、マナーが大切な場面では幅広く活用いただける内容となっていますので
効果的なポスターを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
禁煙のポスターに健康被害を掲載するのは一般的ですが、さらに「在学中は非喫煙が条件の大学もある」など、学生自身が読んだ時に一瞬『どきっ』とする内容の漫画になっています。
口頭での説明が難しいハラスメント等のセンシティブな内容も、漫画にすることで優しい雰囲気ながらも適切に情報を伝えることができます。
大学生ならではのレポート課題と関連付け、身近な話題として考えるきっかけを提案する内容となっています。
お試し購入から高額な定期購入に誘導される事案は近年増加傾向にあります。これらの内容を学生全員に丁寧に説明することは難しいことですが、漫画にして読んでもらうことで、実際に自分が同じような場面に遭遇した時に『あの漫画にあった!』と思い出してもらいやすくなり、学生の安全を守ることに繋がります。
文字と漫画の情報伝達量の違い
1分間における情報伝達量は、『(文章を)読む』時が1000文字。
それに対して『(漫画や動画を)見る』時が2000文字程度と言われています。
映像や画像は、文字よりも迅速かつ効果的に情報を伝達できる媒体で、1分間もあれば多彩な視覚的要素を駆使して、感情や雰囲気をリアルタイムで伝えることができます。また、表情、動き、色彩などが複合的に作用するので、受け手に深い印象を残します。
一方で、文字は抽象的であり、読者は自ら想像力を働かせながら情報を理解していきます。
限られた言葉で構築された文章が持つ力は大きいですが、理解するためには時間と集中力が必要です。また、読者の経験やバックグラウンドによって解釈が異なる場合もあり、一概に共通の理解が難しい点も挙げられます。
このように、映像や画像は視覚的な情報を通じて直感的に伝達されるため、特に感動的な瞬間や複雑な情報をシンプルに伝えたい場面で有利であり、文字は概念や詳細を掘り下げるのに適しており、理論的な情報を提供する点で強みを発揮します。
『読む情報』と『見る情報』双方の使い分けが見てもらえるポスターにおいては肝心であり、効果的な情報伝達のためには両者を上手に組み合わせることが求められます。
双方をバランスよく融合できる漫画は、まさにポスターに最適と言えるのではないでしょうか。
きちんと読んでもらえるポスターの制作依頼・お問い合わせはこちら→https://manga-ya.jp/contact/